SPSSの小技:LISTコマンドを使ってケースを抽出する

SPSSを使ってデータをクリーニングしていると、変数と変数の間で矛盾したデータがあることないですか?
例えば、ある「疾患」の変数に「0」が入力されているのに、「病名」の変数に何らかの数字が入っているとか。
大体、クロス表を作っているとおかしいのがわかります。
じゃあ、そのおかしな「ケース」はどれなのか、「ID」の変数に入れている番号を出力させて探し出したいというとき、LISTコマンドが便利です。

TEMPORARY.
SELECT IF 疾患=0 and 病名=9.
LIST VARIABLES=ID.


このようなシンタックスを書くと、該当するIDの番号が出力結果に表示されます。

【例】

ID

273
278
280
299
300
305
324
329
331
345
346


Number of cases read: 11 Number of cases listed: 11

上の出力結果例のばあい、この11のIDがふってあるケースが、上の条件に当てはまるということになります。

このLISTコマンドは、下のリンクを見ると、計算させた結果を表示させたりとか、いろんなコマンドと組み合わせると便利に使えそうです。

ノートパソコンの光学ドライブのイジェクトボタンが反応しなくなった時

たった今解決してとても感動したので、その小技をメモしたいと思います。

私のパソコンのスペック
windows10
Letsnote CF-SZ5

症状

光学メディアを使って作業し、メディアを取り出そうとしたところ、イジェクトボタンが反応しなかった。
その時は、ボタン横の小さな穴に針を刺し、強制的にディスクを開けて取り出した。

それから数か月後、再び光学メディアを使おうとしたところ、イジェクトボタンが反応しない。
「デバイスとドライブ」にももちろん光学ドライブの表示はない。

対処方法

そこで、サポートセンターに電話したところ、以下のような指示があった。

「Siftキーを押しながら、安全なシャットダウンを行ってください」

「その後、通常の方法で電源を入れて起動させてください」

その通りにした後、イジェクトボタンを押してみると、ちゃんと開くことができた。

解説

このsiftキーを押しながら、という意味は何か聞いたところ、

windows8や10は、シャットダウン時にその時の設定を保存したままシャットダウンし、次に起動させるときの時間短縮をしている。
しかし、siftキーを押しながらシャットダウンさせると、設定を一度リセットすることになる」


とのことだった。
つまり、光学ドライブの不具合があったときの設定が何か月も残っていたので、イジェクトボタンも反応しなかったのだろう。
今回のこのシャットダウン方法でその設定を消すことができたということだ。


ということで、イジェクトボタンが反応しなくて泣いている方がいらっしゃったら、一度このやり方を試してみてはどうでしょうか。

追記

完全シャットダウンの手順についてはこちらのブログに詳しいです。
http://kiyotatsu.com/pcinfra14/