熱狂の日音楽祭2日目

素晴らしすぎ!ロマの音楽を演奏する、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの演奏をききました。なんてこった。スゴイ人達だ!
まだ聴いたこと無かった彼らの曲ですが、渋さ知らズと同じレーベルであることから、「この音楽も踊れるに違いねぇ」とふんだわたし。ステージ目の前の柱の前の立見席へ(席が無かったともいう)。結果としては抜群のポジションでありましたよ!メンバーのおじさんたちが目の前でうろうろ。話しかけてみたいけど、もじもじしちゃって、笑いかけるしかできんかった…。
どこかで聴いたことあるような東洋的なメロディ…シルクロードのような…そして超絶早弾き!最高だあ!あまりに早いので、もう笑うしかなかった。
惜しむらくは、クラッシックの祭典だからか、みんな踊ってなかったなあ。楽しかったらもっと踊ったらいいのに。もちろんわたしは踊ったよ(ひとりだったし)。
たまたまとなりに立ってた人と話したら、彼はおとどしくらいの来日公演を観たのが忘れられなかったらしい。確かにくせになる、また会いたくなる楽しさでした。

バンド・オブ・ジプシーズ

バンド・オブ・ジプシーズ


ちなみに、有料コンサートの方はどうだったかというと…
まんまと寝ました!!

公演番号346
6:00PM〜6:45PM
ミシェル・ダルベルト(p)/香港シンフォニエッタ/葉詠詩(指揮)
グリーグ:2つのノルウェーの旋律 作品63/ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調 作品33

ホールCというところでの公演。本格的なホールでの演奏、初めて聴きました。普段どぎつい曲ばっかり聴いているせいか、最初の曲の弦楽器のまろやかでやさしげな音色にびっくり。生音で聴くのとイヤホンで聴くのと、ぜんぜん違うぜ!と思っていたら、となりのおじさんが開始3分で寝息…それを聴いていたら私もだんだんうとうと…
ぐー。
はっ!いかーん!
しかし、寝始めると止まらないんだよね。しかも気持ちいい音が包み込んでくれるからさ…。次の曲はピアノと一緒。またこのピアノも上手かった(あたりまえか)。普段、がんがん弾く曲しか聴いていないから、超絶技巧なのに繊細なタッチの音に驚いてしまって、また…
ぐー。
ぐーぐー。
うわあ!第4楽章?くらいになってしまった。ここはさすがにドヴォルザークも気合入れて聞かせどころにしたんだと思う。とてもドラマチックな展開に。
じゃーん!
あ、終わった…。
長い長い拍手で、何回も指揮者とピアニストが出たり入ったり。ピアニストがアンコールを弾いてくれた。
いやあ、よかった。寝るくらい良かった!コンサートで寝たのは矢野顕子以来だぜ(声が気持ちよすぎて眠ってしまったことがある)!女性の指揮者だからあんなに繊細でまろやかな音だったのかな?分んないけど、非常に良かったです。