ヱヴァンゲリヲン:序

9月1日にヱヴァンゲリヲン「序」を見た。12年後のエヴァは、12年前のエヴァと似て非なるものであった。一緒に行った友達は、DVDボックスを購入し、全話観てから臨んでいたため、TVと違うところが気になったとのこと。ワタシはブックオフでマンガを立ち読みした程度であるから、ちょうど良い感じに忘れていて、面白かった。
特に、背景とか、エヴァを入れてあるドックの様子とか、迎撃仕様になった第三新東京市のメカメカしたところとか、すっごいリアルでかっこいい!また、前作が独り切りの閉じた世界に話が移行していったのに比べ、今回はたくさんの人の存在が感じられるところが異なるところだ。これは脚本家の精神衛生が良くなったのか、世の中の雰囲気がそうなったのか、どうなのか。でも、12年経ったのだから、人も街も技術も何もかも変って当然なのだろうな。

終わった後、友達と一緒に夕飯を食べた。「隣の席の女が、TVシリーズと違うところが出てくるたびに、ずーっとメモを取っていて、気になってしょうがなかった!」と友達が怒っていた。ブログのネタにでもするんですかね。

(以下ネタばれ含む!)









「全体的に登場人物の健康度が上がった」「あんな目に遭って、子ども達がかわいそうすぎる」「この年になると、今度は母親の視点で観ちゃうよねー」「ヤシマ作戦直前でミサトさんセントラルドグマを見せたのは…」「最後カヲル君が出てきた時にあったリリスってあれはセントラルドグマのと違うよねえ…」「あのヘンな袋は一体何?カヲル君の手前までは袋の中身がなかったよ!」「次回はほんとにアスカが登場するのかなあ?」「あのメガネっ子は何者だよー」「やっぱり、新作なんだよ今回は。エンディングが同じなら、新しいキャラを出す必要はないじゃない?」「たしかに、どんな可能性もある、って言った最終話と軸はぶれないが…」

などと、27、8歳にもなるいい大人が熱く語り合ってしまった!そう、12年前も謎について語ったなあ…。あの時は、本当に終わったのかよく分らない終わり方で、まったく不完全燃焼であったが、今回の新劇場版で、一応何らかの終わりが提示されるのではないかと思うと、ワクワクするのである。
次は2008年かー。ちょっと待たせすぎだなー。