イニシエーション・ラブ

耳鼻咽喉科の帰り、憤慨しながら本屋に寄って、小説を物色。
しーなさんがへもいっ子クラブの推薦図書にしている、

100回泣くこと (小学館文庫)

100回泣くこと (小学館文庫)


本屋大賞の棚に並んでいたため、ちょっと様子見のつもりで立ち読みしてしまったら、びっくり仰天。ひきこまれてすごい勢いで最後まで読んでしまった。危うく本屋で号泣しそうになった。途中で止めて、買って帰ろうかと思ったけど、最近気持ちがくたびれ気味なので、こういう本を買って帰ったら、部屋から出て来れなくなりそうで怖くなった。なっ、なんて話なんだ!!危険!危険すぎます!「ホームレス中学生」以来の号泣度でしたよ。
ちょっと飛ばし読み気味だったので、筋しか追えてないや。すいません。今度購入してじっくり読みます。隣にあった作品も読みます。
今回は、たまたま目に留まった別の本を買ってみた。あらすじの一文が気になったからだ。

甘美でときにほろ苦い青春のひと時を瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対先に読まないで!)で本書は全く違った物語に変貌する。「必ず2回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

ううう、気になる・・・・。というわけで、購入。スタバで一気に読む。
ふごー!そうかな、って思ってたけど、やっぱそうかー!!
まんまと2回読み返してしまった。正直、最後の二行を読むまでは、「なんだか普通の恋愛小説じゃー!しかも舞台が80年代ー!バブリー!!」と飽きてきていたが、最後の二行を読んだ後は、「ってことは・・・主人公のあれは・・・あの言葉は・・・。」と前後を検証してしまった。
面白かった。でも、2回は読まないかな(オチが分かってしまったので)。

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)