あきらめないで伝えること

山田ズーニーさんの文章を戒めに、そして未来への励ましに貼っておく。

自分の本当に言いたいことを言っても、相手に受け入れられない、とわかるのは本当につらいことだ。

そんなとき、相手の求めていることを知れば、ついそれに迎合したり、自分を偽ってでも添いたくなる。

けれどもそのどちらでもなく、互いのギャップを見つめ、自分と相手は、こんなに遠くギャップがある、自分はあなたの期待からこんなにズレている、だからこそ、これだけは言えるし言いたい、というものを探したとき、相手と自分に、遠いからこそ、大きな橋がかかると思う。

自分が言いたいことと、相手の期待はズレている。
常に。

そんなときがチャンスだ。
そこに2人が出会った意味がある。
あきらめないで、言いたいことを「伝えたいこと」まで高め、自分と相手を遠く大きな橋でつないでほしい。

ほぼ日イトイ新聞:おとなの小論文教室「Lesson424・伝えたいことが生まれる瞬間」より