そろそろ手帳を新しく

2008年の紺色の手帳から、2009年のチェックの柄の手帳へ。
だんだん、2009年の予定が入ってくるようになったからねえ。
来年は一体、どんな年になるのやら。
(おんなじ言い回しを去年の年末も使った気がする。)

私はほぼ日手帳を使ってるんだけど、日々感じたことはこちらの日記につけているので、手帳には仕事の予定、仕事のメモ、仕事のTODOリスト、あとは観た映画やコンサートの半券などを貼ってます。
まあ、ほとんど活用できてないけど、それでも、ひとつの手帳に1年分の仕事を書き付けてると、「ああ、おいら、今年もたくさんあれこれしたなー」って思います。
月間予定なんて、もう、すごいもん。2月3月は土日をつぶして講習を受けたり、引越しをしたり。バカみたいに予定を入れちゃって。よく乗り切れたなあ。
4月5月は、大学院が始まって、その上2つの学校で教えたり採点したりするようになって。でも、結構遊びも貪欲に入れて、毎日マス目が埋まってる。
6月は学会、7月は大学院の発表もあったし。8月は研修とデータ収集で、ほぼ毎日仕事してた。9月は初めて集中講義を担当して、そのすぐ後また学会でしょ?ううむ。6月から9月は、他のことでもなんだか嬉しかったりびっくりしたりで目の回るような時期だった。よく乗り切れたもんだ。
逆に10月から12月は、仕事が通常営業に戻り、しかも負担が少なかったので、ゆっくりできた。けど、一方では問題も起こり…この問題は私の在り様というか、立ち止まってこれまでを考えさせてくれる出来事で…今の時点では、この問題が起こってくれたことにとても感謝している。問題自体はむしろ痛みとかいろいろ私に感じさせるんだけども、でも、これがなくては今年は語れないとも言えるし。ああ、仕事量が少ない時期でよかった。おかげで、問題をおざなりにせず、じっくりと向き合うことができている。すばらしくありがたいバランスで色々なことが動いてくれたんだなあ。
うーん、全体的にみて、今年はインプットの年だったのかもしれない。新しい環境、新しい出会い。1,2年前はなんだか、搾り取られるように暮らしていて、それがとても不安で仕方なくって、インプットしたい!ってどこかで書いてた。そんな思いは日々の雑事ですっかり忘れてたけど、振り返れば今年は無意識にそうなるように選んできてた…のかも。うん、そうか、インプットの年だったのか。


こうやって、毎年年末に一年を振り返って一人ぶつぶつと総括するのは楽しい。その時、日記なり手帳なりがいろんな日を思い出させてくれる。
一日一日は、時に死にそうに目を回しながら、時に自分が情けなくなるほどぐだぐだに過ぎていくんだけど、それが三百六十五回重なると、どうしてなかなか、立派なストーリーになるのだな。こうやって物語が積み重なっていくのが嬉しい。私の物語が他の人にどれだけ価値を与えられているのかはよく分からない。だけど、少なくとも私にとっては価値のあるものなのです。