列車は止まらずそのまま走り続けている

いやー、東京オリンピックまで、いま公式サイトを見たら68日って書いてありました。現在のところ、まだ開催の方向で話が進んでいる。本当に?正気?と思う。
緊急事態宣言は延長され、5月末までとなった。
オリンピックをするならばワクチンが必須だが、国は「ワクチン1日100万回接種」などと高い目標を唐突に掲げてみるものの、結局現場に全部お任せしているようす。
大都市であればあるほど難しいだろうなと思う。
仕事でお会いする高齢の人たちは、どうにかこうにか予約を取っているっぽい。
ある人は、かかりつけ医に受診した時「ワクチンの予約取っておく?」と言われて来月頭に1回目の予約が取れたらしい。
ある人は、かかりつけ医が総合病院だったため直接予約できず、予約センターに電話をかけまくってようやく予約できたとのこと。だけど予約はお盆明けらしい。
またある人は、ワクチン接種を希望したが、「あとから連絡するから」と言われて帰ってきたみたい。(この人は耳が遠いし認知機能も少し落ちているから後回しにされそうで心配…)
情報通の人が、「医院に割り当てられるワクチンの量があるのと、医者の考え方がばらばらで、積極的に摂取していこうという人と、免疫を持つ人が増えていけば流行が収まるのだから、という考えでそこまで積極的ではない人と色々みたいなのよ」と横から解説してくれた。
こんな感じなんだけどどうなんだろう。いつ大丈夫というくらいの人数に摂取できるのかな。
本当にオリンピックを開催するのかな…。

3回目の緊急事態宣言が発せられた

1月の緊急事態宣言に記事を書いたが、状況は悪くなっている気がする。4月25日(日)から3度目の緊急事態宣言が発せられた。今回は感染力が増し、若くても重症化しやすいタイプのウィルスが流行っている。その一方で、宣言期間はGW明けの5月11日までとなっており、それはIOCのバッハ会長来日までに切り上げるため、という話がまことしやかに流れており、この状況でオリンピックを損切りできない現政府はまじでどうかしている。
そういう裏腹なメッセージが伝わっているせいか、街から人は減っていない。去年の1回目のときは通りはがらんとしていたが、今回はそうなっていない。まじめに引きこもる人もたくさんいるだろうが、あほらしいと思ってやりたいことをやっている人も多かろう。
Facebookで兵庫県の訪問看護師の方の悲鳴のような記事がシェアされてきた。病院に入れないから酸素飽和度85%でも自宅での療養を強いられている人を、保健所からの依頼で訪問看護に行くという話だった。95%を切ったらかなり苦しいという話を聞いたので、85%ならずっと溺れているような苦しみだろう。関西に遅れること1か月が東京だということなので恐ろしい。
しかし、個人でやれることは限られている。流行が始まってから1年もたったのに、有効な施策が打ち出されないし、相変わらずシステムには無駄が多くて改善されている気がしない。しかも今回は10万円給付もない。なのに一部の業界に相変わらず負担を強いている。

今年のGWもじっと我慢の日々になりそう。冷蔵庫を大きいものに変えることにしたので、食材の整理をする予定。あとは仕事でもしながら静かにぼちぼちやっていこうと思います。
どなたも体に気を付けてやっていきましょう。