幸福な食卓

幸福な食卓
たまたまうちにあったので、ちょっと読んでみたら、読みやすかったです。不思議な形の家族とその周りの人々の話です。
それほど共感するところはなくって、と言うのも、私んちはこういう家族じゃなくて、もっと泥臭い、乳臭い家族であるので、いろんな家がこの世の中にはあるのだろうなあ、と、私の中で家族の型の種類がひとつ増えた感じでした。
それよりも、主人公の女の子の恋愛の方が、可愛くて親近感があって潔くてあこがれてしまいました。が、最後の終わり方にはちょっと…ショックと言うか、もう1章あったらいいのになあと思いました。アンサーがほしいなあ、と。

付け加えて。

主人公の兄が、「少しずつゆがみが大きくなってきていて、年を取るごとに直せなくなっていった」というくだり、何となくわかるなあと思う部分がありました。主人公の兄は父の遺書の長生きの秘訣を実践することで何とか生き延びることができました。私も心当たりあります(ここには書かないけど)。振り返ってみると、私の場合、18歳から20歳あたりでずいぶん変わったような感じがします。