日比谷公園に行ってきた

本当に行ってきました。有言実行。えらいねえ、私。
日比谷公園は有楽町の方から入りました。意外と小さい公園です(比較対照:井の頭公園)門が立派です。池に首輪をしたトラ猫がいました。触らしてくれたので、思う存分いじくり・・・たかったのだけども、あまりの寒さに、手がかじかんでしまった。
そう、とても寒かったのです。今日は今年一番の寒波が来たとか来ないとか。周りを見回したら、人がほとんどいませんでした。寒々と噴水が空に向かって水を放っていました。
パーク・ライフ」では、主人公が日比谷公園でスターバックスのコーヒーを飲む、という場面が何回も出てたと思うのですが(行く電車の中で思い出した)、スタバが無かった・・・。代わりにおしゃれでおいしそうなレストランがありました。こんなところでランチできたら優雅だなあ。
寒くてあまりゆっくり出来なかったけれども、私は何回も何回も空を見上げました。周りはそれは立派な、日本を代表するような高層の建物がたっている。しかし突然ぽつんと緑の島が。柔らかな木の枝の有機的な形の上に、無機的なビルの突端が突き出ていて、その上に空が寒々と乗っかっている。人工物と自然を融合させるのは、昔から日本人が好んできた主題ではないか?
「アースダイバー」のアースダイビング・マップで見ると、このあたりは縄文時代は海だったらしい。道向こう、お堀をはさんだ向こう側の皇居は陸の突端、岬だったらしい。

・・・【略】東京の中心にも穴が開いている。この都市の中心は空なのである。ドーナツのふちを巡る大小さまざまな環の上では、経済や流通のせわしない流れが、・・・【略】・・・何か有用な価値を持った「有」が流れているのだ。ところが中心部に開いた穴には、それとはまったく異質な時間がゆっくりゆっくり流れている。

という一節を思い出しはしなかったが、そういうことが書いてあったような気がするなあ、と思ったりしつつ、寒さに負けて有楽町へ流れていったのでした。
無印良品のカフェで軽くお茶するつもりが、朝ごはんと昼ごはんが兼用だったため、空腹に負けて、がっつりご飯を食べてしまった(うまかったです)。安く売っていた無印の布団カバーを買って帰りました。
そんな今日のお出かけ。

アースダイバー

アースダイバー