渋さ知らズ『卯月の宴』に行ってみた

4月16日(日)、横浜山下町のホテルニューグランドの裏側にあるライブハウス、「club Lizard」で行われた、渋さ知らズのライブ『卯月の宴』に行ってきました。妹と。
18時半会場、19時半開演という予定だったのですが、前の公演が押していたため、20時スタートでした。
今までライブハウスという所には2回くらいしか行ったことが無いのですが、Club Lizardは100人入ったらちょっときつきつな、(あまり比較できませんが)小さめのライブハウスでした。バーカウンターと会場が別々になっていて、バーカウンターも、どこぞのオロナミンCしか出さないライブハウス(←嫌味)とは違って、メニューがいろいろでした。
まあ、メニューのことはどうでもよくって。渋さの演奏ですが、すっごく良かったです。何だか、いつも以上に「ぴしっ」とまとまってるっていうか。今回は13人だったんですが、私は大人数のときを好んで選んでいくので、『少ないけどいつもの迫力は出るのかなあ』と思っていたんです。
しかしそれは杞憂で、アドリブも、息ぴったりな感じ。今まで見た渋さのライブの中には、ぐずぐずで終わってしまうことがたまーにあったのですが、それは人が多すぎて、お互いよく見えなくてそうなったのかもしれませんね。
向かって右側のギターの人が時々観客を見て、ちょっと微笑んでいました。多分、みんな楽しそーに聴いて身体を動かしてたのを見てのことだと思います。私もずっと笑ってたと思います。渋さのライブは問答無用で楽しくなるからすばらしい。
さやか&ぺろが相変わらず扇情的な、ステキダンスを踊ってくれました。白塗りの前衛舞踏家たちも出てきて気持ち悪く、怪しく踊っていました。ハコは小さいながらも、いつも観るステージと変わらなくて、何だかとってもお得な感じでした。そして最後はメンバーがお客の中をまわるなどのパフォーマンスも。大盛り上がりで幕を閉じたのです。また踊っちゃった。
お客も、ぎゅうぎゅう詰めでなく、程よい多さですばらしかった。ただ、またタバコ臭が・・・。ていうか、メンバーの皆さんも合間に吸っているし。そんなにすぱすぱ吸ったら、息が切れるんじゃないか、と思いました。演奏の合間の水分補給にビールを飲んでるのはいつも驚いてしまうが。タバコはさ・・・臭くて苦しいんだよ・・・。でも、ジャズマンは酒とタバコが必須だから仕方ないのかなあ。ライブハウス内は、タバコを吸うのが当たり前なのかなあ。
妹と一緒に「面白いねー」と言っていたことは、開場前、入り口で待っていたら、不破さんや他のメンバーが、買出しに外に出てくるんだけど、開場を待つ観客が誰一人「キャー」とか言わないことですね。サインをねだる人もゼロ。また、カウンターの周りで演奏前に酒を飲むメンバーの皆さんに、誰一人「キャー」「一緒に写真とって下さい」と言わないんですね。不思議ですね。
爆音に2時間半くらいさらされていたせいか、終わったあと、耳がじんじんして良く聞こえませんでした。何と次の日もたっぷり半日は難聴になっておりました。字のとおり余韻に浸ってしまい、次の日は仕事になりませんでしたよ。

プッチー・ケイイチさんも渋さのライブレポを書かれてますね!!