孤独な気分に浸る


まれに芸術に触れたくなる。といっても、純文学ならぬ純芸術(と言い表したらいのか?)は敷居が高すぎる。私はどちらかというと、広告やプロダクト・デザインを観るのが好きだ。上に紹介した雑誌は1号前のもので、私が今日買ったのは第5号。
雑誌の写真の色調、誌面の使い方、選ばれたフォント、行間の広さ。ぱらぱらとめくって、なんとなく観ていると、だんだん、なにも頼れないという気持ちが強くなる反面、自分がどんどん充実してくるような感覚が押し寄せてきた。孤独感、という単語がその気分の半分以上を占めているかもしれないが、しかし深刻さや不安感は無い。何故だかとても気持ちが癒されたのであった。
雑誌を閉じてしまえば、やっぱりそれは「気のせい」ということが分るのだけど、一瞬でもそんなめったにない気持ちを味あわせてくれるのが、アートが持つ力なのだろう。
今度、本を上司・先輩と共著で出す「予定」である(がんばって書かないと出ない)。内容はある業界でしか使われなさそうな専門的なものなんだけど、どうせ作るならこういう手に取りたくなるデザインとかさ…印象的で頭に内容が残り易い誌面とかさ…追求できたらいいのになあ。先輩には「売れる本にしましょう!」と横でピーピー鳴いているのだが。