ほんじょの鉛筆日和に影響された

一緒に住んでる友達に、中沢新一カイエ・ソバージュを貸したら、代わりに本上まなみの「ほんじょの鉛筆日和」を貸してくれた。
初めてエッセイを読んでみたのだけども、いやあ、いい趣味だ。とても共感する価値観をお持ちの人のようだ。私もできたらこんな風に暮らしたいぞ。巣鴨に行ったりとかさあ(って、近くに住んでるんだけどね)。
多分、本上さんは「モテない系」だな。 でも美しいから圧倒的にもててるけどね…(遠い目)。
価値観は近いものがあるが、でも私はここまで枯れてないなあ。それは本上さんがゲーノー界という華やかな世界にいて、私は浮世離れ系業界(研究所)にいるいるからかな?だってだって、金曜の夜とか、クラブとか行って一晩中踊ってみたいモン!(まだ行ったことない)服欲しい!靴欲しい!カバン欲しい!エステ行ってみたい!おされカフェいきたい!煩悩ありまくり!
…それと同時に、ゴールデン街で飲んでみたいとか、浅草の神谷バーに行ってみたいとか、渋いところで遊びたいという思いもあるんだけどー。あれ?…なんか…私の娯楽って…何?
それから、「へもい」という概念の出所がわかりました。私は「へもい」ものの区分についてはまだ完全に理解したとはいえないが、そーゆーのを味わったり考えたりするのは好きだと思う。
あと、そば茶が好きになりました。一緒に住んでる友達がそば茶を愛飲してるのはこの影響?

ほんじょの鉛筆日和。 (新潮文庫 (ほ-14-2))

ほんじょの鉛筆日和。 (新潮文庫 (ほ-14-2))


↑身近な話題を丁寧に書くことで、読者にいろいろ考えさせたり、影響を与えたりする本上さんはすごい人だと思った。