鹿男あをによし
行き帰りの電車で本が一冊読めてしまった。

- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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昨年?今年?の本屋大賞にもノミネートされたという作品。奈良を舞台に、大学院の研究室で居場所のなくなった男が女子高の臨時教師として赴任し、日本の危機を救う使命を帯びて奮闘する2ヶ月間を描いた話である。鹿がしゃべったりして荒唐無稽だけど、奈良の街や人物の描写が魅力的。あと、歴史や神話にも少し触れていて、歴史好きの私のツボに心地よかったです。小説にライトノベルを小さじ4杯って感じですか。読みやすくていいです。