うわーーん!

先ほど録り溜めてた「篤姫」を観ました。
「徳川の妻」と「二人の遺言」です。
うわーーーん!!
号泣。
なんだかわかんないけど号泣。
久しぶりに嗚咽して泣きました。
家にひとりきりだったので思う存分泣いたのですが、それにしても私、泣きすぎです。

一番泣けたのは、「徳川の妻」の最後のシーンで、二人が抱き合うところですが、「こんなに今は幸せなのに、次回はー!!」って思ったら泣けました。
次に泣けたのは、「二人の遺言」最後のシーン。篤姫が1ヵ月後に家定の死を知らされ、仏前で泣き崩れるシーンです。
前段、病気とは知らされていない篤姫が病床の家定に碁石を贈ります。その碁石を見て、「わしはもう会いに行けぬのじゃ・・・」とつぶやく家定。ああああ〜(つらい)。でも、篤姫は仕事が忙しくて会えないのだと思って、そんな家定を想って涙を流してるじゃないですか。その時間差が余計に泣けました。
「家族を守りたい」とか「私にとって日本一の男です」というせりふがあったけど、篤姫も家定も、その時点でお互いに伝えたいことは伝えきって、思いは通じ合ったのだよね。ただその次の段階に行く前にはしごをはずされ、永遠のお別れになってしまうのが観てる側の悲しみを誘うんだね。
そういう熱っぽい時期で関係が止まってしまったから、篤姫も真空パックみたいにその気持ちを持ち続けて、江戸城開城まで大奥で奮闘することができたんでしょう。と、いうようなことが篤姫のサイトに書いてあった気がする。この4回くらいを観て、きゅんとしたり、ふわわーとなったり、ああああ〜となったりと一通り篤姫に感情移入した私も、この先の彼女の行動を想像すると、「そうだろうなあ」と納得できるのです。
むーん、製作者のおもうがまま、です。