平和な正月の過ごし方

年末は、毎日12時間寝ていたのですが、正月は正月らしく。年が改まったら突然活動的になってきました。

1月2日

5年前くらいから、正月2日には、母と「伊勢丹参り」をしています。つまり新宿伊勢丹の初売りに行ってみるのです。
去年は、中国経済の好調からか、店内にも街にも中国語や韓国語が飛び交い、めちゃくちゃ人がいたのですが、今年は去年の秋の例のあれのせいか落ち着いていました。
伊勢丹では、妹の結婚式用の靴を買い、高島屋で母の服を買い、ルミネで結婚式用の狸の尻尾の首巻と蜘蛛の巣模様のパーティーバックを買いました。ああ、妹の結婚式のためのものしか買ってません。(ホントはスーツと仕事用の靴がほしいのに…)
妹はオシャレっ子です。自分の結婚式も彼女の中では明確な理想像があるらしく、姉のドレスコードにもうるさいのです。昔買ったドレスを着まわしていいか?と聞いたら、コワイ目でにらみながら「別にいいけど!」と言うのです。えーん。
それはさておき、去年から、伊勢丹参りの前に、花園神社でお参りをしています。今年も行ってきました。


念入りにお願い事をしてから、おみくじ売り場へ。前日「半凶」を出してしまったため、もう一度ひきなおしました。
やったー、大吉!!
内容も、全体的にいいことが書いてありました。このおみくじは木に結ばず、お財布に入れておきました。
参道に、すすけた服を着たおじさんおばさん(ホームレス?的な)が30人くらい静かに集まって、輪の中心の何かに注目していました。あれはなんだったんだろう?
買い物ツアーの後、高校の時の友だちと新年会をしました。いつものメンバーの姓がどんどん変わっていく…。なんともいえないこの気持ち。こ、これが妙齢の女子のゆれる心なのね…。
去年結婚したばっかりの友だちの新婚生活について聞きました。職場を転勤したりして苦労も多そうですが、幸せな雰囲気でよかったです。ええのう。結婚生活についていろいろ気をつけておくべきことを教えてもらいました。
…えっと、ちょっとまって、そもそも、相手が居りませんから・・・。
独身組に必要なのは、今流行の言葉「婚活」であろう、ということになりました。
古くからの友人たちとの飲み会は、お互い事情が分かり合っているので気楽で楽しいです。いやあ、酒がすすんでしまいました。

1月3日

両親が鶴岡八幡宮に行くというので、ついていきました。初詣のはしごです。もちろんおみくじも引きます。鶴岡八幡宮は、このあたりでも指折りの厳しい神社です。かなりの確率で「凶」が出ます。私も2回くらい引いています。三が日の最後はぜひここで勝負したいと思ったのです。
1時半くらいに鎌倉に着いたのですが、めちゃくちゃ人が多い。境内に入ったらすでにこんなに人が。

1時間くらい待ってようやく階段のところまでたどり着きました。

アナウンスで、「お賽銭とお願い事はあらかじめ用意しておいてください」みたいなことを言っていて、笑えました。でも確かに、最短時間でお参りしないと後がつかえてしまいます。なるべく短く、と焦っていたら、お願い事は単語を並べるのみになってしまいました。八幡様が理解してくれたか心配です。
その後、おみくじをひきました。気合を入れたおかげか、この厳しい八幡宮にもかかわらず「末吉」ですみました。良かった。中身は、半分いいこと、もう半分は厳しいことが書いてありました。気になったのは、「試験」は実力以下の結果になるので自重せよ、というところです。怠け癖もそろそろ改めないとまずいということでしょう。
隣で父がまた「凶」をひいていました。なんてこった。すぐに別の売り場に向かい、「吉」をひきなおしていました。なんかもう、親子でおみくじ引きすぎです。
そのあと、しいなさん主催の新年会に出席しました。aiさんという方に初めてお会いしました。しいなさんのミクシに一瞬だけ出た新年会のお知らせを偶然見ていらしたのだそうです。それから、去年アメリカのナントカという山へ旅行し、神秘的な湖で未確認巨大生物を目撃したそうです。いーなー。オフ会初参加とアメリカ大旅行。この行動力。うらやましいです。
最初に入った店で振る舞い酒をいただき、それが頭にガツンと来てしまいました。この日の酔いは「脳にきた」と形容するのがぴったりな酔い方でした。いつもの酔い方とは違うバージョンです。眠さと愉快さが増幅されてよかったです。毎回このバージョンがいいです。
2軒目でお絵かき大会になりました。こういう大会で真剣に盛り上がるのはたぶん中学生以来でしたが、すごく面白かったです。安西先生とタモさんは自分でもびっくりするほど良くかけました。
権利ビジネスに敏感になっているしいなさんが、イガラシさんの描いたおじいさんキャラをトレースし、下にコピーライトマークと自分のサインを書いて自分のものにしようとしていました。貪欲すぎです。
愉快な新年会でした。