お菓子を作った時のこと

その1:クッキーづくり

妹が出産を控えて実家に帰ってきているので、妹と一緒に十数年ぶりに、クッキーを焼きました。
つい数ヶ月前、美味しいクッキーを焼いたという妹の指導のもと、クックパットのレシピを参考に、ゆるーく適当に作りました。
ゆるーく作ったせいではないけど、微妙に生地がゆるかったみたいで、焼いているとみるみる隣同士のクッキーがくっついてゆき…

焼き上がりは一枚の大きなクッキーに。

あーあ…。
次の生地は、チョコレートを埋め込んだ生地です。

今度はくっつかなかった。

さて、味の方はどうかと思って食べたら、
微妙…
味がまずいわけではない。なんというか、クッキーのさくさく・ぽろぽろ感が全くない。サブレ…とも違うんだな。サブレを40%固くしたような食感なんだな。
その時の感想がtwitterに残っていました。

人に「食べて食べて」とすすめるのをちょっとためらうレベルのクッキーと言いましょうか…。自分で食べる分にはいいけど。朝ごはんに牛乳と一緒に食べるとか。

カントリーマアムみたいにフワフワに焼きあがるはずが、お皿に当たって碁石みたいな音をさせているのは何故だろう?                                  

twitterにあげた写真を見てまいこもりすさんが感想を寄せてくれました。

個性的な形だね                                                                              

確かに…。
私は、夕食後も食べたんですが、なんだか胃もたれしてしまい、胃薬を飲んで寝ました。

その2:蒸しパンづくり

クッキーを作って2週間とあけずに、今度は蒸しパン作りをしました。

蒸しパンの思い出

以前、親元を離れて暮らしているとき、蒸しパンを作ったことがあります。
蒸しパンを膨らませるために重曹を入れるのですが、私はその時、お掃除用に少しだけ買った、医療用重曹を使って蒸しパンを膨らませました。
そうしてできた蒸しパンは、びっくりするほどニガくて、
「ああ、医療用重曹とベーキングパウダーは違うものなのか…」
と、身体を張って知ったという経験があります。

ゲスト

さて、今回妹との蒸しパンづくりにゲストが来てくれました。

korora氏です(上は持ってきたPCを見せてくれた写真)。korora氏は10年来の友人ですが、氏の留学中、ヨーロッパひとり旅をしていた私の妹を世話してくれたため、妹のこともよく知っており、姉妹ぐるみで付き合いがあるのです。

(ウクレレを渡したら、弾き語りをしてくれました。)

一つ目の白い蒸しパン


今回は、暮らしの手帖に載っていたレシピを参考にしました。

材料は、薄力粉、砂糖、はちみつ、卵、牛乳、ベーキングパウダー、ごま油 等々です。(写真は材料を計っているkorora氏)

白いのができた!

さっそく試食。
うーん、新感覚蒸しパン…。
なんだろう、とっても、みっしりずっしりしている…。
味は悪くないんだけど…。

二つ目の黒い蒸しパン

不安を抱えたまま、2つ目の黒い蒸しパンを作りはじめます。

黒いのができた!さっきよりもよく膨らんでいます。

断面を見ても、さっきよりもふわっとしてる!

市販の蒸しパンと比べたら、8倍くらいみっしりしてるんですけど、一つ目の白い蒸しパンよりはずっとふわっとしていました。
ただ、味が…。
美味しいんだけど、なんだか協調性が足りない。
ココアパウダー、黒砂糖とごま油の味がお互い平行線をたどりながら存在している感じです。

うーーーん。

反省

なぜみっちりとした重量感のある蒸しパンになったのか。それは多分、生地を流し込んだ型の大きさに比して、生地の量が多すぎたのではないかと思います。もう半分くらいの量で蒸しておけば、もっと縦方向に膨らんだのではないだろうか。また、2つ目の生地の材料を混ぜている時、korora氏が1つ目の生地よりも少し多めにベーキングパウダーを入れていました。もしかしたら、レシピよりも少し多めにベーキングパウダーを入れた方が膨らむのかもしれないなあ。

まとめ

もう成人してだいぶん経つし、クッキーくらい、蒸しパンくらい、うまく作れるだろう、と思ってたんですけども、お菓子作りは奥が深いということが実感できました。
奥が深いっていうか…まだ私は、玄関くらいにいる感じです。お家にあげてもらえません。