去年の末からたくさん本を買っていて,たくさん積ん読している.
一方,読み切った本は少ない.
職場の本棚に読んでない本を並べておいたら,先日「小宮山さんの選書センスいいですね!」とほめられた.
ほめられてとてもうれしいが,これらは全部読んでない本です.
なので,「いつ読めるかわからないので,お先にどうぞ.読んだら感想を教えてください!」と言っていろんな人に貸している.
本末転倒です.
結構前だけど,一気に読んだ本はこちら.

- 作者: オリバーストーン,Oliver Stone,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/01/12
- メディア: 単行本
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監督はプーチン大統領に対し,クレムリンやソチなどで繰り返しインタビューしている.
この5月,まさに,プーチン大統領は4期目が始まったばかりである.
シリアのアサド政権を一貫して支援しており,ロシア発のフェイクニュースが乱発されており・・・
というのが西側のニュースを見ている私たちの視点.
しかし,このインタビューを読むとそれがだいぶ違う様に見えてくる.
WW2以降,東側の雄として世界を牽引してきたソ連-ロシアの視点を私たちは知らない.
ロシアからみたアメリカの振る舞いはどうか,世界情勢はどのように見えるのかということがわかる.
また,プーチン大統領の仕事の仕方,サマリーは読まない,報告書にあたるようにするとか,毎日朝稽古をしてから執務をする,毎晩トレーニングルームで汗を流すとかそういうことが見えてきてびっくりする.
おい,こんな人間に勝てるわけ無いわー.安倍首相とか赤子の手をひねるより簡単にコントロールできるのでは・・・
とてもおもしろいです.プーチンかっこいいわと思います.怖いけど.
実際動いているとまた伝わってくるものが違うと思うので,ドキュメンタリーもみたい.
職場の人にこの本を薦めたら,「オリバーストーンがプーチンの提灯持ちになったって有名なあれですね」と,いいかんじにライムを刻んできたので,もう一冊読んでいます.

- 作者: フィオナヒル,クリフォード・G.ガディ,畔蒜泰助,Fiona Hill,Clifford G. Gaddy,濱野大道,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/12/12
- メディア: 単行本
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これはアメリカの研究者が書いた本で,プーチンの経歴だけでなくそのペルソナについても分析している本です.
まだ1章しか読んでないんですけど・・・
本の厚さに比して軽いのがチャームポイントの本です!印刷技術の発達を感じさせるなあ・・・
(何の感想にもなっていない)
次,本を読んだらまた記事を書きたいです.